「マイボトル持参」で受けられる割引って本当に節約になってるの?マイボトルの「購入費用」を踏まえて検証
資源の節約につながることから、マイボトルを持参した利用客に対して割引を提供するカフェが増えてきているようです。マイボトル持参でサービスを受けられるカフェといえばスターバックスなどが有名ですが、そのような取り組みを行っているカフェはほかにもいろいろとあります。 本記事では、マイボトル持参で受けられる割引の内容を比較するとともに、持参するボトルの種類や節約効果についても詳しくご紹介します。
マイボトル持参で受けられる割引にはどのようなものがあるのか?
マイボトルを持参することで受けられる割引の内容について、いくつかのカフェを例に挙げてご紹介します。 【スターバックス】 ・ドリンク22円値引き(店内税込み価格)/21円値引き(テイクアウト税込み価格) 【上島珈琲店】 ・テイクアウトの利用で50円引き 【タリーズコーヒー】 ・すべてのドリンク30円引き カフェによって割引額は異なりますが、およそ20~50円お得になるようです。
持参するのは他店のボトルでもOK?
カフェにマイボトルを持ち込む際、他店のオリジナルボトルやカフェ以外のお店で購入したタンブラーなどでも対応してもらえるのか、疑問に思う人もいるでしょう。 カフェによってはホームページなどに「当店以外のボトルでも割引の対象になります」という旨が記載されている場合もありますが、明記されていないお店もあるようです。しかし、基本的にはエコのための取り組みであると考えられるため、気になる場合は事前に問い合わせて確認しておくとよいでしょう。
マイボトルの購入費用を踏まえてどのくらい節約になる?
では、カフェにマイボトルを持参して割引サービスを受けた場合、実際にどのくらいの節約になるのかを計算してみましょう。 例えばスターバックスで、355ミリリットル2000円(税込み)のタンブラーを購入し持参したとします。380円(税込み)のドリップコーヒーを注文した場合、店内価格であれば22円の割引が適用されてコーヒー代が358円(税込み)になります。 タンブラーを購入せずにドリップコーヒーを10回購入した場合の費用は3800円です。一方、毎回割引価格でドリップコーヒーを購入した場合は22円×10回=220円の割引となり、3580円です。これにタンブラー代の2000円をプラスすると、5580円になります。この段階では、タンブラーを購入しない方が1800円ほど安く利用できる計算です。 しかし、タンブラーは一度購入すれば繰り返し使用できるため、カフェでドリンクを購入する頻度が高い人ほど、短期間でタンブラー代の元が取れる可能性があります。もっと安くボトルやタンブラーを購入した場合は、さらに短期間でタンブラー代の元が取れるでしょう。