【戸田ボート・SGダービー】馬場貴也はSG連覇へ「自然体で」
<26日・戸田ボート・5日目> 【記者コラム・古賀正史の「正史かける」】 〝連覇〟の懸かる選手が多い優勝戦となったが8月のSGメモリアルを制した馬場貴也もその一人。5枠で迎えた準優ではピット離れで遅れて6コースのピンチ。それでも「6コースになった時点で桐生(順平)選手を意識していいところに出られた」。1周2Mで平本真之、西山貴浩との3艇での2着争いまで浮上すると、2周1Mで全速ターンを繰り出しSG連続優出を決めた。 前節は地元びわこのGⅡ戦に急きょ追加あっせん。今節は中0日の超強行軍となった。そんな中でも一切疲れを見せずに仕事をこなすと、あれよあれよとファイナルまで駒を進めた。優勝戦は「ピット離れは心配しなくていい」と再びの6コース戦の様相。「戸田なのでいい展開になってくれれば。自然体でいきます」。持ち味のスピードターンでSG連覇を狙う。 (最終日の狙い) ▼12R 毒島誠が機力に任せて強攻策に出るようなら1Mはもつれる展開にも。馬場が最内を差して突き抜けも。6―123―全。 ▼10R ピット離れいい茅原悠紀がコース動けば、山田康二はカド位置を選択するかも。機力がいいのでS決まれば一発は十分。4―126―全。