クマにかまれ60代男性けが 福島、目撃少ない冬眠中
福島県警は6日、同県南会津町静川の山林で、近くに住む狩猟中の60代男性がクマにかまれて左脚や両腕をけがしたと発表した。この時期のクマは通常なら冬眠しているため目撃情報が例年少なく、県警によると、人身被害は珍しいとみられる。 県警などによると、5日午後1時40分ごろ、男性と一緒に狩猟していた仲間が「同行者がクマにかまれた」と119番した。男性は町内の病院に搬送され、命に別条はないという。県警は周辺の警戒を強化している。 昨年は全国で人里も含めてクマの出没が相次ぎ、人身被害の発生件数は近年最悪だった。