【尼崎ボート・SGグラチャン】山口剛が淡水を克服モード
<28日・尼崎ボート・4日目> <記者コラム・深堀慎一郎の興味慎々> 中四国地区(鳴門、まるがめ、児島、宮島、徳山、下関)は海水ばかりで、逆に近畿地区(三国、びわこ、住之江、尼崎)は淡水ばかり。宮島がホームで海水育ちの山口剛は近畿地区のペラ調整を苦手にしてきたが、「それでも何もしないでいたわけではないですからね。前々節の住之江周年でも、研究の成果が出てきたなと感じた」と手応えを口にする。 実際、今節も動きは上々。予選ラストの4日目11Rは枠なり5コースから鮮やかなまくり差しで2着まで突き抜けて、「エンジンが良くなった? いや、元々良かったんですよ」と胸を張った。 近畿地区のSG優出は、住之江グランプリシリーズで2回(2008年6着、13年4着)と、昨年の三国チャレンジカップ(4着)があるだけ。尼崎SGでもついに、ベスト6入りがなるか。2枠で臨む準優の▼11Rは差し切りまで期待して2-1-全。 ▼6R 新開航は福岡3場の中でも淡水の芦屋への地元意識が強く、尼崎でも躍動。自力か、深谷知博の攻めに乗るかで大外からでも浮上する。6=4-全。