19’センバツ龍谷大平安 主力選手紹介/4 羽切陸内野手(2年) /京都
<第91回選抜高校野球> ◇堅守と意外性ある打撃 羽切陸(だいち)内野手 5年前のセンバツ優勝をテレビで見て、龍谷大平安の「かっこよさ」に憧れて浜松市から門をたたいた。運動能力の高さを生かした遊撃の守備は、昨秋の10試合で無失策。だが「1歩目を早く、守備範囲を広げたい」と弱点も意識している。 チームの転機となった昨秋の近畿大会準々決勝で、チームの誰もが驚いた公式戦初本塁打の同点2ラン。「2死三塁で何とか1点欲しかったので、中途半端なスイングだけはするまいと振った」。盛り上がりは最高潮に達し、サヨナラ勝ちにつながった。堅実な守備と意外性のある打撃はチームのアクセントになっている。打率・226、1本塁打、7打点。(成績は昨秋公式戦) 〔京都版〕