「どれだけピンチをチャンスにしてきた?」男子バレー ブランジャパン終戦 注目高まる「サーブミス」に擁護の声続々【パリ五輪】
バレーボール男子決勝トーナメント準々決勝は現地8月5日に行われ、世界ランク6位の日本は2セット先取しながら、同2位のイタリアに追いつかれ、フルセットの末、2-3と惜敗した。 【画像】エアコンなしの質素なデザイン? パリ五輪選手村の全容をチェック あと一歩だった。王手をかけた第3セットは24-21とあと1点を取れば48年ぶりの4強も見えていた。しかしここからイタリアが粘りを見せ、じりじりと追いかけてくる。 イタリアの強固なブロックにも阻まれ、一進一退の攻防が続く中、試合終盤で注目を集めたのはサーブシーンにもあった。 勝負の第5セット、日本がマッチポイントを迎える中、小野寺太志がサーブをミス。ミドルブロッカーとして、スパイク、ブロックだけでなく、安定したレシーブ、勝負強いサーブでも定評のある小野寺だったが、無情にもコートを捉えることはできなかった。 勝負後はXのトレンド上位に「あと1点」、退任が決まっているブラン監督の男泣きなどにも注目が高まる中、「サーブミス」も浮上。 SNS上では「入れるだけでいいのに」と要所のミスに厳しい声も上がる中、多くは「チームプレーでたった1人の責任なんて存在しない」「サーブミスを叩く人は素人」「小野寺のサーブでどれだけピンチをチャンスにしてきた?」など、これまでのチームへの貢献踏まえて、個人攻撃を止めるようにという声がほとんどだった。 バレーは男女ともに先のネーションズリーグでの大健闘含め、国内で話題沸騰。男子バレーでもエースでキャプテンの石川祐希を中心にメダル獲得の期待も高まっていた。 世界の高い壁への挑戦は続いていく。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]