【挑戦者たち】AIが恋人や夫婦の相談相手に 開発した朝日町出身の学生起業家
■地方でもチャレンジできる土壌を作りたい
今、力を入れているのが、地球温暖化、人口減少など、2040年に待ち受ける様々な課題への取り組みです。地方が抱える問題を解決し、地方創生を図りたいと考えています。 小川さんを指導する教員は、取り組む姿勢を評価しています。 慶応義塾大学グローバルリサーチインスティテュート 加藤靖浩特任講師「自発的に自分事として行動してほしいという我々の意図もあって、小川さんがそこの先駆者みたいな形ですね」 ITを生かし、子どもや若者が地方にいても、都会と同様に夢や仕事にチャレンジできる土壌を作りたい。小川さんの夢は広がっています。 小川さん「失敗を恐れずに、自分が良いと思ったことに対して挑戦できるような、そういう世の中に、地方ももっとしていかなきゃいけないなとは思います。今本当に世間知らずの愚か者と いう立場だからこそ、何かできることがあるのかなと思うので、最高の愚か者たちと共になにかやっていけたらなと思っています」 このAIアプリは近々、私たちも使うことができるよう、最終準備が進んでいて、地方創生の活動も今年、本格的に県内などで動く予定だということです。