えっ……「チンクエチェント」が海の上を走行!? アバルトブランドの新型ボート「アバルト オフショア」がモナコでプレビュー
ブランド創業75周年を記念した500台限定の新型ボート
ステランティスのイタリアブランド、アバルトは同社の創業75周年を記念して、2024年6月5日から9日までモナコで開催されたモーターショー「トップマルケス 2024」で、同社のホットハッチ「アバルト500」をインスパイアしたボート「アバルト オフショア」をお披露目しました。 【画像】海の上を走れる「アバルト500」!? 写真で見る(18枚)
サソリのエンブレムでお馴染みのアバルトは、2024年で創業75周年を迎えました。 そしていよいよ、アバルトは陸上だけでなく会場へもステージを拡げます。フィアットのチェントロスティーレ(スタイルセンター)とアバルトのコラボレーションで設計された新型ボート「アバルト オフショア」は、アバルト ブランドのスポーティさやアグレッシブさ、鮮やかな色、そしてスリリングなパフォーマンスにフォーカスして登場しました。 メタリックグリーンのボディは、日光の下では虹色に輝き、ダークヘーゼルナッツのディテールとステッチが特徴的です。 インボードタイプのハイドロジェットエンジンの船外機を搭載し、230馬力のパワーを発生します。リヴァのレーシングエキゾーストが、アバルトのホットハッチのような積極的なサウンドをアバルト オフショアにもたらします。 ボディ全体はアバルト500のようなスポーティなラインで構成され、剛性の高いボディが乗員を保護します。 鮮やかなボディカラーは、人間工学に基づいたキルティングレザーの背もたれ、4点式ベルト、ウェーブショックダンパー付きスチールサポートベースが付属したベゼンゾーニのスポーツシートにも反映されています。 船内のスペースを多く確保するため、スチール製のハシゴも装備しています。キャビンの後方には快適なダブルサンデッキも備わっています。 カスタマイズされたシンテアックの合成チーク材から、船尾まで弓状のラインをたどる手すりまで、高品質の素材を採用しています。 RGB LED付きのガーミン ステレオシステム、4基のフュージョン スピーカー、ダッシュボードをサウンドボードとして使うサブウーファーなども装備しています。 アバルト オフショアは、オーナーが安全に航海しながらスリリングな感覚を体験し、比類のない快適さを楽しませてくれます。フィッシングやマリンスポーツ用にカスタマイズも可能です。 アバルト オフショアは、わずか500台の限定で、オーナーの希望に応じてカスタマイズが可能です。セーリングにスポーティさや独自性を加えたい人には、最適なボートでしょう。
VAGUE編集部