ワタガシWオメデタ 東野有紗が年上コーチと結婚「来世でも一緒に」五十嵐で金!女子複で「頂点目指したい」
パリ五輪のバドミントン混合ダブルスで2大会連続の銅メダルを獲得した東野有紗(28)=BIPROGY=が28日、所属チームの五十嵐優コーチ(29)と結婚したことをSNSで発表した。“ワタガシ”ペアを組んだ渡辺勇大(27)が13日に結婚を発表したのに続いて、発表。東野は今後は女子ダブルスに専念する予定で、五十嵐姓で試合に出場することも明らかにした。 【写真】お相手のイケメンコーチとお揃いの指輪で顔出し2ショ 電撃発表だった。東野が五十嵐コーチとの5年の交際を経て、銅メダルを獲得したパリ五輪前に婚約していたことを公表した。13日に相棒だった渡辺が結婚を発表したばかり。わずか半月後、今度は東野から幸せいっぱいの報告がもたらされた。 「たくさんの方々を驚かせてしまって申し訳ないです」。温かい人柄がにじむ報告文書には、肩を寄せ合った2ショット写真が添えられた。左手薬指には光り輝く指輪。お相手について「彼は心が広く優しさに溢れていて、尊敬できる素晴らしい方。ずっと笑顔の絶えない、思いやりも持った家庭を築いていきたい。彼とこの先、そして来世でも一緒にいたい」と、熱い思いがほとばしっていた。 五十嵐コーチは埼玉栄高から中大に進み、2016年に全日本インカレ、昨年の全日本社会人で準優勝した実力者。国際大会でも17年のスペインインターナショナル、18年のサウスオーストラリアインターナショナルを制しており、今年現役を引退。コーチに就任し、公私ともに東野を支えてきた。 わずか半月の間に、混合ダブルスのペア同士から、それぞれ届いた吉報。渡辺が13日に放送されたフジテレビ系「ジャンクSPORTS」内で結婚を発表した際、東野が驚きの表情を浮かべて「知らなかった」と激白したシーンは話題になった。16日には渡辺と双方のSNSでペア解散を発表。13年間のコンビ生活を「たくさんの歴史を創れてすごく幸せでした。ゆうたくんとだから、ここまで来られたと思います」と感謝の思いを記した。今月のジャパン・オープンで最後の試合を終え、一息ついたタイミングで発表となるなど、激動の五輪後となった。 今後は女子ダブルスに専念する予定で「五十嵐となって試合に出ます」と記した。思い起こされるのは、柔道女子48キロ級で五輪2連覇を果たすなど、世界の一線で戦い続けた谷亮子さんだ。2004年アテネ五輪、「田村で金、谷でも金」の名言で2連覇を達成。08年北京大会は「ママでも金」を掲げて、頂点には届かなかったものの銅メダルを獲得した。 東京五輪に続き、パリ五輪でも銅メダルを獲得。新しい種目での挑戦となる2028年ロサンゼルス五輪へ、今度は「五十嵐でもメダル」を掲げていく。 ◇東野有紗(ひがしの・ありさ)1996年8月1日、北海道岩見沢市出身。6歳のときにバドミントンを始め、名門の福島・富岡第一中、富岡高に進んだ。高校時代に1学年下の渡辺と混合ダブルスを組み、伝統の全英オープンを3度制覇した。世界選手権は19年から4大会連続でメダルを獲得。武器は女子では珍しいジャンピングスマッシュ。家族は両親と兄。160センチ、54キロ。