新車購入の高揚感で思わず付けちゃったけど……要らなかった!? 納車後ちょっと経つと後悔しがちなオプション7選
●プロジェクションカーテシイルミ
旧車オーナーであれば「そもそもプロジェクションカーテシイルミって何だ?」となりそうです。夜間や暗闇でドアを開けたとき、メーカーやモデル名のロゴとともに足元を照らしてくれるスポットライトのような装備です。比較的安価で装着できるうえに視覚的効果も抜群で、ドアを開閉するたびにオーナーの所有欲を満たしてくれます。 国産車だけでなく、メルセデス・ベンツやBMW、ポルシェなどでも純正品として用意されている(ドア カーテシランプなど名称が異なります)点も驚きです。はじめのうちは楽しいけれど、目が慣れてくるにつれてちょっと子どもっぽいかなと思うようになり……あえてノーマルに戻したという事例もあります。
●純正フロアマット
装着するクルマ専用に設計・開発された純正フロアマットだけに、色や形状、質感、そしてフィッティングも完璧です。さらに高級車の純正フロアマットともなれば、まるでカーペットのように毛足が長く、土足のままでよいのか躊躇ってしまうのは筆者が庶民だからでしょうか。しかし、フロアマットはあくまでも消耗品です。普通に使っていれば汚れるし、痛んできます。 なかには純正フロアマットが汚れるのは忍びないからという理由で、社外品のフロアマットを上に敷いているケースもあります。安くても数万円、高級車ともなれば、10万円以上の純正フロアマットもあるので、サードパーティー製のものを選ぶことでグッと出費を抑えられます。
●ベージュ内装
内外装の色の組み合わせでベージュ系の内装色を選ぶと、車内が明るくなり、より愛車をお洒落に見せてくれます。一見するといいことづくめのように映りますが、ベージュ系の内装はとにかく気を遣います。どれほど丁寧に使っていても、ブラック系の内容よりも汚れや劣化度合いが目立つからです。しかも、1度ついた汚れを取り除くのはなかなか大変です。 お子さんを乗せる機会が多いファミリー層であれば、お子さんが飲みものをこぼしたり、お菓子でベタベタになった手のまま車内のあちこちを触って大変なことに(笑)。どうしてもベージュ系の内装にこだわるなら、社外品のシートカバーを装着して雰囲気だけでも楽しむという手もありそうです。フェイクレザー(PVC)素材であれば、さっと拭き取るだけで汚れが落とせます。