『降り積もれ孤独な死よ』萩原利久&佐藤大樹が対談「良い環境で良いものができた」
佐藤大樹「僕らも一視聴者としてすごく楽しみ」}- ──蒼佑ロス、鈴木ロスになっている視聴者の方にメッセージを。 萩原 ロスを感じていただけるのは嬉しいなと思いつつ、物語はまだまだ続くので、ちょっと頭の片隅に、たまに我々が匂ってくれれば。本編がどんどん進んでいくので、ぜひ最後まで結末を見届けて頂きたいです。 僕らもこれ以降の話はほぼ現場を見てないので、同じ目線で見届けることになる気がします。8話以降もぜひこのまま見続けてくれたら嬉しいなと思います。 佐藤 原作でも描かれていない2024年でのオリジナルストーリーになっているので、僕らも一視聴者としてすごく楽しみです。鈴木潤に関しては、7話までのあの時のあの行動がこういうことだった、という伏線が回収されるシーンや回想シーンも出てくるので、顔に傷がある男との関係や、花音との関係なども答え合わせができるようになっていると思います。 原作ファンの方もそうでない方も楽しめる展開が待っていると思います。ロスって言ってもらえるだけ有難いですが、蒼佑と潤以外も素敵な魅力的なキャラクターだらけなので、ぜひ今後の展開や今後現れる事件の真犯人にも注目しながら最後まで楽しんでほしいなと思います。 ──どんでん返し続きの『降り積もれ孤独な死よ』。2人が実は生きてた…!なんて展開は? 萩原 ロスって言っていただけただけでね、本当にありがとうございます。でも、生き返りません(笑)。 佐藤 それだけは(笑)。 ■第8話のあらすじ 花音(吉川愛)と再会した冴木(成田凌)は、思わず問いかけていた。マヤ(仲万美)が殺害されたことや、美来という少女が行方不明になっていること。そのどちらにも花音の関与が疑われているからだった。 ところが、花音は「もう、冴木さんを巻き込むつもりはありません」と言って、行ってしまい……。同じ頃、灰川邸のそばで白骨化した遺体が発見された。森(山下美月)は、これが美来ではないかと心配する。さらに、遺体が見つかった場所では、数日前に花音が目撃されていたことが判明し……!? 後日。冴木と森は、悟(松本怜生)から話を聞いていた。悟は「健流(杢代和人)が、家族をバラバラにした」と言い、灰川邸での出来事について語り出す。健流の過去が明らかになる中、灰川邸事件の生き残りの“ある人物”に危機が迫っていて――。
ENTAME next編集部