大都会で森林浴!?「森のビアガーデン」がパワーアップして帰ってきた!
ビールは”生温い問題”を解決するため、昨シーズンから特注のプレハブ型冷蔵庫サーバー2機を設置、客はこのサーバーから自分でビールを注ぐ。これが大好評だったため、今季は4機に増やした。そのおかげで「キリン一番搾り」「一番搾りプレミアム」「キリンラガー」など7種の生ビールはもちろん、ハイボール、レモンハイなどのアルコールドリンクも、35℃オーバーの猛暑でもキンキンに冷えた状態で飲めるという。 「生ビールの飲み頃の温度は5~7℃。しかし、サーバー内のビールは3℃まで冷やしています。お客さまがサーバーからついで席に戻られるまでに、だいたい2℃くらい温度が上がると想定しているからです」(ロイヤルフードサービス 佐竹隆治さん) この心憎い気配り! さすがは森のビアガーデンだ。
そして、ここの名物といえば「BBQ食べ放題」だが、今年はジューシーなアメリカ産のアンガス牛に加え、食べ応えのある約8mm(!)の厚切りベーコンも初登場した。より本格的なBBQになったというわけだ。
「初めてお越しのお客さまはもちろん、『また来たい森のビアガーデン』をキャチフレーズに、リピーターのお客さまにも満足していただけるよう工夫しています」(ロイヤルフードサービス 遠藤さん) そのひとつが、近隣の神宮球場でビールを売っているビアガールたちの登場。彼女らが森のビアガーデンでも客席を回り3種のクラフトビールを販売するという。スワローズファンならずとも、心躍る企画ではないか。 コロナ後、初めて迎える本格的な夏は、「やっぱり対面っていいよね」とつくづく思える季節になりそうだ。 text:佐藤美由紀