コインチェック、米ナスダック12月上場──マネックス、SEC届出書の効力発生を発表
マネックスグループは11月13日、子会社のCoincheck Group B.V.(CCG)が米国証券取引委員会(SEC)に提出していた登録届出書(Form F-4)が、11月12日付で効力を発生したと発表した。これにより、CCGの米ナスダック上場に向けた手続きが大きく前進する。 発表されたスケジュールによると、12月5日にSPAC(特別買収目的会社)のThunder Bridge Capital Partners IV(THCP)の株主総会が開催され、同月10日頃に合併が実行される見通し。CCGの株式(ティッカーシンボル:CNCK)は合併完了の翌営業日からナスダックでの取引が開始される予定だ。 この上場は、2022年3月に発表されたTHCPとの合併を通じて実現される。当初は同年後半に完了する予定だったが、その後、2023年5月、2024年5月、同10月と3度の契約変更を経て、今回のSEC承認に至った。 関連記事:コインチェック、米ナスダック上場計画を再度前進 コインチェックは日本の主要な暗号資産(仮想通貨)取引所の一つで、2018年にマネックスグループの傘下となっている。 |文:栃山直樹|画像:shutterstock
CoinDesk Japan 編集部