昼食に出された藤井聡太竜王の「茨木おにカレーセット」（左）と佐々木勇気八段の「薔薇すし」（日本将棋連盟提供）

　大阪府茨木市の「おにクル」で１６日、藤井聡太竜王＝名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖＝と挑戦者・佐々木勇気八段が対局２日目を指している将棋・第３７期竜王戦七番勝負第４局は午後０時３０分、昼食休憩を迎え、午後１時３０分に再開された。 　現在２勝１敗で２０２１年からの４連覇へ王手をかけたい藤井の勝負めしは「茨木　おにカレーセット」。放牧豚のスパイスカレーで、ネパールの定食スタイルで提供された。ドリンクは「ホッと一息！　自家製ホットチャイ」。 　一方の佐々木は、１日目と同じメニュー「薔薇（ばら）すし」を連続で注文した。茨木市の花・バラをイメージしたマグロの酢飯丼。バラは衆院選などで地図ボードに飾られる勝利の花。勝ってタイスコアにしたい。 　昼食突入時で８０手まで。先手・佐々木は、前日に続いて２日目も積極的に指し、午前で大きくリードを広げた。藤井は防戦一方の上、残り時間も１時間４０分（佐々木は３時間２４分）となり、苦しんでいる。 　なお、午前１０時のおやつは藤井が「おにクリ　モンブランどら焼き」と「茨木の鬼も喜ぶ梅ジュース」、佐々木は三たび「茨木市の花　バラの上生菓子」と「自家養蜂はちみつのレモネード」だった。