丹生酒殿神社の大イチョウが色づく 例年より1週間遅い見頃迎える
丹生酒殿(にうさかどの)神社(かつらぎ町三谷)で現在、黄葉した大イチョウが訪れた人の目を楽しませている。(和歌山経済新聞) 【写真】色づき始め、観光客が見物に訪れる丹生酒殿神社の大イチョウ(2024年12月1日撮影) 環境省の巨樹・巨木林調査報告によると同神社の大イチョウは、樹齢300年以上、幹周り5.2メートル、高さ25メートル、枝張り20メートル。根元には「境内を黄に敷きつめて大いちょう」と刻まれた句碑がある。高台にある同神社は、近くを流れる紀の川堤防沿いの道からも見える。 「猛暑の影響か例年より見頃が1週間ほど遅い。12月に入るとようやく色づき始め、2日にほぼ黄色になった。連日のようにカメラを持った人が訪れ、にぎわいを見せている」と同町産業観光課の横田樹さん。現在は夜間ライトアップも行っている。「この週末が見頃。じゅうたんのように落ち葉が境内に広がる様子が見られるのは15日午前中まで」と話す。 ライトアップの点灯時間は日没~22時。12月14日まで。
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