サツマイモに新時代到来!福岡初開催のイベント 人気のワケは?
テレQ(TVQ九州放送)
木戸優雅アナウンサー 「『いしや~き芋~』サツマイモと言えば、焼き芋のイメージが強いですが、時代は変わっている。珍しい商品が続々と登場している」 福岡市の博多阪急で始まった「サツマイモフェスタ」。その名の通り、ここにある商品は全てサツマイモを使っています。 「これ何ですか?ジャガイモみたいですね」 これは、全国でも希少な「ホワイトスイート」という品種。皮も中身もジャガイモのような色で、作付けしている農家は全国でわずか1件です。 「いただきます(食べる)ねっとりしていて皮がすごく甘い。一般的なサツマイモと比べても糖度が高い気がする」 他にも、キューブ状の焼き芋がゴロゴロ入った「紫芋のチョコチーズクレープ」、 焼き芋と鶏肉を混ぜて手仕込みで作り上げた「焼き芋ナゲット」など福岡初開催のイベントには14の店が出展しました。 Q.なぜ、博多で初開催? 博多阪急催事営業部 小野晋司さん 「全国でサツマイモブームが高まっていて関東でもビッグイベントがあって、大阪(阪急うめだ本店)でもやっているし、これは面白いと思って開催した」 ところで!皆さんは、サツマイモがどこで生まれたか知っていますか? 訪れた人 「鹿児島」 「鹿児島、宮崎」 「中国」 農林水産省によりますと、サツマイモはメキシコを中心とする熱帯アメリカで生まれ、15世紀にヨーロッパへ。日本には江戸時代の1600年頃に中国から入ってきました。 その最初の地が今の鹿児島県「薩摩」に伝わったので、「サツマイモ」と呼ばれているんです。 日本では秋の味覚「焼き芋」として長く親しまれてきましたが、シンプルな芋の素材はアレンジがしやすく新商品が続々と登場! これが、消費者の購買意欲をかき立てていると言います。 小野さん 「昔の昭和の定番のホクホク感から今は試行錯誤してねっとりしたり、甘さに追求されたり幅を広げているので、サツマイモの可能性を感じている」 このイベントは12月2日までです。
テレQ(TVQ九州放送)