ヤンキース・ジャッジら守乱連発で大量5失点 NY大歓声から一転ため息「何してんの」
ワールドシリーズ(WS)で逆転優勝を狙うヤンキースがまさかの守乱連発だ。 30日(日本時間31日)の第5戦は、不振だったアーロン・ジャッジ外野手(32)に初回から待望の一発となる先制2ランが飛び出すなど、ヤンキー・スタジアムのボルテージはいきなり最高潮。チザムに2者連続アーチが飛び出すなど3回までに5点をリードして試合の主導権を握った。さらにジャッジは4回一死一塁の中堅守備でフリーマンの中越えの大飛球をフェンスに激突しながらジャンピングキャッチし、攻守で躍動しまくった。 【動画】平凡な飛球をを落球するジャッジ ところが、5回にそのジャッジの守備からミスが頻発した。無死一塁の場面でエドマンが放った平凡な飛球をグラブに当てながら落球。無死一、二塁となってスミスの遊ゴロをさばいたボルペが三塁に悪送球…。無死満塁となってラックス、大谷は連続三振に倒れたが、ベッツの一ゴロで先発のコールが一塁にベースカバーに入らないミスを犯して1点を献上した(記録は適時内野安打)。 なおも二死満塁からフリーマンには詰まりながらも中前へ2点適時打を浴び、続くT・ヘルナンデスにも中越えの適時二塁打を許して一挙5失点。実質的な〝1イニング3失策〟の自滅で試合を振り出しに戻された。 まさかの自滅でXでは「ヤンキース」や「ベースカバー」「ジャッジ」「ドジャース同点」が軒並みトレンド入り。一時はスタジアムが揺れるほどの盛り上がりを見せたが、ため息に包まれ「ヤンキース何してんの」「やっぱり野球には流れがある」「すごい試合…」「ワールドシリーズは退屈しない」など驚きが広がっている。
東スポWEB