浜松市・中野祐介市長「賛同書への署名を検討していきたい」 浜松市議会で再審法改正を求める意見書が可決されたことを受け
浜松市議会で再審法改正を求める意見書が可決されたことを受け、中野祐介市長は「賛同書への署名を検討していきたい」と語りました。 再審法を巡っては、10月に無罪が確定した袴田巌さんが、再審開始までに40年以上かかったことなど、冤罪被害者の早期救済に繋がらないとして不備が指摘されています。 20日浜松市議会では捜査機関の全面的な証拠開示の制度化や、再審開始決定に対する検察官の不服申し立て禁止など、再審法改正を求める意見書を可決しました。 これを受け、浜松市の中野市長は県弁護士会のプロジェクトチームが主導し、静岡県内でも多くの首長が賛同している法改正の署名について、「市議会でも意見表明されたので、できることであれば意思表明として署名したい」と語りました。 静岡県内の議会では、全ての議会で、再審法改正を求める意見書を可決していて、全国で都道府県内の全ての議会が意見書を可決したのは静岡県が初めてです。