【日本ハム】万波中正、おしゃれサングラスで7号ソロ、2戦連続猛打賞…交流戦打率3割6分4厘と絶好調
◆日本生命セ・パ交流戦 ヤクルト6―3日本ハム(8日・神宮) 日本ハムの万波中正外野手(24)が、9試合ぶりの7号ソロを放った。2試合連続猛打賞で交流戦は打率3割6分4厘と絶好調。試合は逆転負けに終わったが、「体の使い方がよくなってきた」と、さらなる上昇をアピールした。 ハム党でぎっしり埋まった左翼席に、豪快な一発を放り込んだ。3回1死。サイスニードのスライダーを捉えたアーチに、万波は「思ったより飛んだ。体の使い方がよくなってる証拠」と、満足そうに振り返った。 強烈な日射しが注ぐ6月のデーゲーム。「人工芝の照り返しが強かったので」と、日ごろは使わないサングラスを着用してプレーした。多くの選手がレンズ部分の大きいゴーグルタイプを使う中で、若き大砲の視界をクリアにしたのは、縁が太めでカジュアルなイメージの一品。スポーツサングラスのトップブランド「オークリー」の製品で、昨オフに購入したもの。「オークリーだからスポーツ用だと思いますよ」と説明した背番号66。一方で「もちろん、ちょっと狙ってます」とニヤリ。さすがは球界のファッションリーダー・新庄監督の一番弟子。ファンにアピールするおしゃれ感覚も忘れていない。 本塁打は5月29日の阪神戦(甲子園)以来、9試合ぶりだったが、交流戦に入って打撃は急上昇している。初回に二塁打、8回にも単打を放って前日に続く猛打賞。交流戦10試合で44打数16安打、打率3割6分4厘をマークしている。 「(状態は)全然上がりきってないけど、感覚として明らかによくなってきた」と、まだまだ上昇の余地があることを強調。この日も2安打で交流戦首位打者(5割1分4厘)の水谷、同3位の田宮(4割2分4厘)との絶好調トリオで打線を引っ張っていく。(星野 和明)
報知新聞社