「将棋の日」表彰、多くの企業に感謝 意外な渡辺明九段の勤続25年、歳でなく実力の世界だと思わせた
この度「紫綬褒章」を授与されるなど、長年活躍した印象があるが、つくづくこの世界は歳でなく、実力の世界だと思わせた。
■青野照市(あおの・てるいち) 1953年1月31日、静岡県焼津市生まれ。68年に4級で故廣津久雄九段門下に入る。74年に四段に昇段し、プロ棋士となる。94年に九段。A級通算11期。これまでに勝率第一位賞や連勝賞、升田幸三賞を獲得。将棋の国際普及にも努め、2011年に外務大臣表彰を受けた。13年から17年2月まで、日本将棋連盟専務理事を務めた。