岩本蓮加はマレーシア、佐々木美玲はダナンで写真集撮影

　また、同じく東南アジアのマレーシアで撮影が行われた岩本の1st写真集『いたずらな風』は、20歳を迎えて、大人へと成長した彼女の現在地が収められている。「私らしさ全開だけど、大人な雰囲気もあったり、、自分でも見たことの無い自分に出会いました」（※3）という岩本の言葉からわかるのは、写真集が新たな魅力を発見するコンテンツでもあるということ。岩本は3期生の最年少として長らく年下メンバーを担ってきたが、4期生、5期生と後輩が入ってくるにつれて、次第に大人な一面も見せてきた。公式X（旧Twitter）で公開されているカットでは、無邪気にブランコで遊んでいたり、ガーリーなモノトーンコーデでクールな表情を見せていたりと、12歳でグループに加入した岩本の成長記録のような1冊となっている。 　そして、日向坂46の佐々木が1st写真集のテーマとして掲げているのが“キラキラはっぴー”。佐々木は「この写真集を見た人に、ちょっとでも元気やハッピーを与えられたらいいな、という想いをこめて、私自身が考えたんです。うまくいかない時や疲れた時も、ほっこりしてくれたらいいな」（※4）とコメントしており、実に日向坂46のおてんばガールらしいテーマだ。公式Xで公開されている先行カットでも、印象的なのは“笑顔”。ここまで笑顔が似合うアイドルはいないのではないかと思うほど、佐々木は青空のような笑顔がとてもよく似合う。まだタイトルは未定となっているが、おそらく佐々木のパーソナリティが反映されたタイトルになることだろう。 　総じて、写真集はアイドルの個性を表現する自由度の高いアイテムであると同時に、ファンにとってその人を深く知れるアイテムである。ページとページの間にはその人自身の物語があり、そこに私たちは想像を膨らませながら思考する。その作業がファンとアイドルを密接に繋いでいるのだ。 ※1：https://www.nogizaka46.com/s/n46/diary/detail/102529 ※2：https://x.com/yumiki_1st/status/1809150237027811437 ※3：https://www.nogizaka46.com/s/n46/diary/detail/102751 ※4：https://www.hinatazaka46.com/s/official/news/detail/M02216