【パリ五輪世代】日本がアルゼンチンに5得点挙げ逆転勝利 古巣の本拠地わかせる鈴木唯人の圧巻2ゴール
◇U-22代表親善試合 日本5-2アルゼンチン(18日、静岡・IAIスタジアム日本平) 来年のパリ五輪を目指すU-22日本代表は、U-22アルゼンチン代表と親善試合を行い、5-2で勝利しました。 ハビエル・マスチェラーノ監督率いるU-22アルゼンチン。昨年のカタールワールドカップ優勝メンバーでもあるティアゴ・アルマダ選手やレアル・マドリードに所属するニコラス・パス選手など、次世代のスター候補が勢ぞろいとなりました。 日本は試合開始からアルゼンチンと一進一退の展開。前半18分には、松木玖生選手からの縦パスを受けた佐藤恵允選手が中へカットイン。そのまま右足で強烈なシュートを流し込み、日本に先制点をもたらします。しかし、その直後、自陣でのパスミスからボールを奪われると、パブロ・ソラリ選手にゴールを決められ、前半は同点で折り返します。 迎えた後半5分、日本は相手に好位置でフリーキックを与えます。すると、チアゴ・アルマダ選手に鮮やかな直接シュート。この試合初めてリードを許す展開になります。 それでも、会場となった静岡にゆかりのある選手たちが躍動。後半21分、ペナルティーエリア手前でボールを受けた元清水エスパルスの鈴木唯人選手が、左足で豪快なミドルシュート。古巣の本拠地で得点を決め、スタジアムをわかせます。 さらに後半30分には、ゴール前の混戦から、鈴木選手がラストパスを冷静に流し込み逆転に成功。後半36分には静岡学園高出身の松村優太選手が豪快なミドルシュートを決め、再びスタジアムは大盛り上がり。 さらに後半43分にも、途中出場の福田師王選手がダメ押しゴールを決め、後半だけで4得点。強豪アルゼンチンを逆転勝利で下しました。