中国、西日本、共同に大賞 新聞労連ジャーナリズム
新聞労連は19日、平和・民主主義の確立や言論の自由に貢献した記事を表彰する第28回新聞労連ジャーナリズム大賞に、中国新聞の「河井克行元法相の大規模買収事件への安倍政権幹部関与疑惑のスクープ」、西日本新聞の「人権新時代」、共同通信の「障害者不妊処置問題のスクープと一連の報道」の3件を選んだと発表した。 優秀賞は、下野新聞の連載・キャンペーン報道「アカガネのこえ 足尾銅山閉山50年」、信濃毎日新聞の「ふつうって何ですか?―発達障害と社会」、神戸新聞の連載「カビの生えた病棟で―神出病院虐待事件3年」、琉球新報の「防衛力の南西シフトなど、激化する沖縄の基地負担に関する一連の報道」の4件に決定した。特別賞は、長崎新聞の「長崎県の離島を巡る一連の報道」など3作品が受賞した。 人権を守り、報道への信頼増進に寄与した記事を表彰する第18回疋田桂一郎賞は、バズフィードジャパン ハフポスト日本版ニュース編集部の国崎万智記者による「レイシャル・プロファイリングを巡る一連の報道」が受賞した。