京都にあるフライドポテト専門店『DE FRITES STAAN』で至極のフライドポテトを堪能してきた
専門店のフライドポテトはやっぱり美味しい
ビールで喉を潤していると、フライドポテトが到着。陶器製のボウルにフライドポテトがたっぷり、その上に白とオレンジの2種類のソースがドーンとかかっています。何はなくともまずは一口、とりあえずソースなしの状態で食べてみます。
太めサイズのポテトは外がカリッと、中身はしっとりホクホクするタイプ。ソースなしでもバツグンに美味しいです。日本のフライドポテトは、くし形にカットした大きいタイプや、細いカリカリタイプがありますが、その中間くらい。この1cmくらいの太さのポテトが、オランダでは一般的だそうです。
次はソースをつけて食べてみましょう。まずはニンニク味の「AIOLI」。オリジナルのマヨネーズにニンニクのコクがプラスされており、グッと旨味が増します。ベースとなるマヨネーズは酸味の少ないタイプで、かなりまろやかな印象です。
次は唐辛子味の「SAMURAI」を。こちらは唐辛子の辛味でよりキリッと締まる印象。色も赤みがかっていて、「AIOLI」とはかなり方向性の違うテイストとなっています。 ソースの付いてないポテトを下から取って、上に乗っているソースに絡めて食べていくうちに、2つのソースが微妙に混じり合って徐々にマーブル状態になっていきます。そして、その味の変化も楽しい。
ビールを飲みながらポテトを食べているうちに、1杯目のビールはあっという間に空に。今度は「ICHIJOUJI STOUT(イチジョウジ スタウト)」を追加オーダーしました。 こちらは濃厚なビールで、食中のビールとしてもポテトとも相性ピッタリ。ただメニューを見ると3種類のクラフトビールが飲める飲み比べセットがあったので、そちらを注文しておけばよかった! と少し後悔。 たっぷりのポテトとビールに気が付くとお腹いっぱい。京都なのにオランダスタイルのフライドポテト。多彩な文化が息づく京都の旅の思い出にピッタリなお店でした。
●SHOP INFO DE FRITES STAAN(デ フリッツ スターン) 住:京都府京都市中京区中之町542-2 営:12:00~22:00 休:不定休 ●著者プロフィール けいたろう 旅するグルメライター。大阪と京都をむすぶ京阪電車の沿線在住で、複数の旅行情報サイトにて旅とグルメのガイド記事を執筆。気になるグルメ情報があるとB級グルメも高級店も穴場のお店も有名行列店でも、とにかく幅広く取材!食楽webでは関西グルメ情報を中心に紹介しています。
撮影・文◎けいたろう