洲本市長「刑事告訴の時期 言及せず」 百条委調査報告書を受け/兵庫県
ふるさと納税の業務で不適正な事務処理が見つかった兵庫県洲本市で、百条委員会の調査報告書が上崎市長に手渡されました。
兵庫県洲本市は、ふるさと納税で国の基準を超える高額な返礼品を送っていたとして、現在、全国の自治体で唯一制度に復帰できていません。 市議会は百条委員会を設置し、返礼品の温泉利用券やおせちを巡る不適正な事務処理の実態を調べ、調査報告書が市議会の福本巧議長から上崎勝規市長に手渡されました。 市議会は、にせの公文書を作成したり市が発行する商品券を持ち出してパソコンを購入したとして、業務上横領などの疑いで担当部局の元課長らを刑事告訴することを市に求めています。 上崎市長は、刑事告訴の可能性について否定しなかった一方で、時期については明言を避けました。