池袋駅周辺に「循環&ネイバーフッド」をテーマにした魅力的なブースが集結!〈IKEBUKURO LIVING LOOP〉スペシャルマーケットが開催
コロカルニュース
■池袋を歩いて楽しむ4日間 11月1日から4日までの4日間、池袋駅周辺で〈IKEBUKURO LIVING LOOP〉スペシャルマーケットが開催されます。 【写真で見る】「まちなかリビング」を体現したファニチャーが多数設置され、いつもの池袋が少し違った景色に。 〈IKEBUKURO LIVING LOOP〉はnest、グリップセカンド、サンシャインシティ、良品計画の4社によるプロジェクト。 「まちなかリビングのある日常」をコンセプトに、豊島区や池袋を拠点とする企業や店舗と連携し、マーケットの開催やストリートファニチャーの常設化に向けた社会実験などの取り組みを行っています。 目指すのは、リビングのように居心地よく、歩きたくなるまち。 そんな池袋で、この度開催される「スペシャルマーケット」は年に1度の特別な4日間として、グリーン大通りや南池袋公園に池袋文化圏をはじめ、全国のつくり手・生産者が一堂に会します。 なかでも、見どころは「循環」をテーマにしたブース。 リユースカップやコンポスト、洋服の回収、ウォータースタンドなどのブースが並び、消費し続けるマーケットではなく、循環するマーケットを目指します。 また、昨年の開催時に集めた生ごみを堆肥にして育てた野菜でつくるパエリアも販売。 マーケットのなかで生まれている「循環」もアピールしていきます。 もうひとつの見どころは、“健全な猥雑性”をキーワードに個性豊かな飲食店やDJブースなど、池袋とその周辺に拠点を持つネイバーフッドな人々が集結する「池袋人人横丁」。 “人と人の交差点”になるような場を目指し、まちなかやストリートでの新たな過ごし方を実験しながら提案していくと言います。 そのほか、パンや焼き菓子、ランチボックスといったフードメニューをはじめ、コーヒー、ワイン、クラフトビールなどのドリンク類、さらには手づくり雑貨や洋服、こだわりの本やアンティーク家具などの出店ブースも目白押し。 ワークショップやパフォーマンス、トークセッションも多数企画されており、盛りだくさんの4日間となりそうです。 開催エリアとなるグリーン大通りには、「まちなかリビング」を体現したベンチなどのファニチャーが多数設置。 マーケットを楽しむ間のひと休みスポットにもぴったりです。 実は、こちらも〈IKEBUKURO LIVING LOOP〉のプロジェクトのひとつ。 グリーン大通りの北側歩道3か所で、小学校の体育館などの床材や時計、黒板などを再利用してつくったストリートファニチャーの設置が10月11日から行われています。 〈東京信用金庫〉本店前に設置されたファニチャーを手がけたのは、〈須藤剛建築設計事務所〉の須藤剛さんと山崎百々美さん。 既存のガードパイプの形状と石のベンチを活かしながら、直線や円形のベンチとテーブルが約40メートルの長さで連なるつくりとなっています。 〈ファミリーマート〉池袋グリーン大通り店前に設置されたファニチャーは、豊島区東長崎にて一級建築士事務所〈ara〉とともに、カフェ〈MIA MIA〉を営むアリソン理恵さん。〈MIA MIA〉の詳しい紹介はこちら。 「さまざまな人であふれるグリーン大通りの歩道を、ハイテーブルとベンチ、植栽によって緩やかに3つのレーンに分けました。 急いでいる人の『はやあるきレーン』、ちょっと立ち寄る『よりみちレーン』、植栽に囲まれた『ひとやすみレーン』。 人の姿勢や速度、向きの調整で、歩道のなかにあり得る豊かな活動の風景が現れるはずです」 と、そのコンセプトを語っています。