11月1日から「ながら」罰則強化 事故の危険…いま、そのスマホが必要でしょうか?
TVOテレビ大阪
普段、町でよく見かけるある光景について、きょうから罰則が厳しくなりました。 みなさんも無意識にやっていませんか? 午前8時、大阪・中央区、天満橋駅前の交差点。通勤する人が行き交うなかでその光景が見られます。 【記者】「スマホを見ながら自転車をこいでいます。携帯を打ちながら自転車を操作していますね」 11月1日から、自転車を運転しながらスマートフォンなどを使う「ながら運転」の罰則が強化されました。これまでは5万円以下の罰金だけでしたが、10万円以下の罰金または6ヵ月以下の懲役とより厳しくなりました。さらに交通事故を起こした場合、1年以下の懲役、または30万円以下の罰金が課せられます。 【記者】「電話をしながら自転車を走らせてしまいました。交差点もあって危険な場所ですね」 何をし「ながら」なのでしょうか? 【ながらしていた女性】「見ないと分からない、ナビ」 Q.危険な運転をしている自覚はありますか?「あんまりないかも、いままでいけてたから」 【男性】 Q.携帯で何をしていた?「ティックトック」 Qなぜティックトックを見ようと思った?「なんとなく」 Q.ながら運転の厳罰化知ってる?「知ってる」 ながら運転の視界を表した映像。ある変化が道路上で起きているんですが、気づいたでしょうか。実は信号が赤なのに道路を渡っていたのです。ながら運転は極端に運転者の視野を狭める危険性があります。 警察によりますと、大阪府内では2024年9月までに34件のながら運転を検挙したということです。一方、これまでは罰則の対象ではなかった酒気帯び運転についても、1日から新たに、3年以下の懲役または50万円以下の罰金が科されます。府内ではすでに自転車の酒気帯び運転を1件摘発したということです。 事故は一瞬。ほんとうに今、そのスマホが必要でしょうか?
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