スネルと5年277億円で合意したドジャース「来季はエースが4人。しかも、残る2人はエース候補」と米メディア
今オフのFA市場でナンバーワン投手のブレーク・スネル(31)は26日(日本時間27日)、ドジャースと5年総額1億8200万ドル(約277億円)で合意。そのうち約36%の6500万ドル(約29億4000万円)が契約満了後の後払いになる。契約はメディカルチェックを経て、近日中に正式発表される。 ◆ラブラブだ…大谷翔平、真美子夫人&デコピンとV記念撮影【写真】 大谷翔平は今季DHでシーズンMVPを獲得。今月に関節唇断裂で左肩の手術を受けたが、来季は4~5月に先発投手としても復帰し、再び『二刀流』となる見込みだ。さらに、今季はメジャー挑戦1年目だったにもかかわらず、ポストシーズンで活躍した山本由伸、右肘痛から復帰予定の豪腕グラスノーもいる。そして、今回のスネルだ。 「スネルと契約したいま、ドジャースは他球団が持ちたいと思っている悩みを抱えることになった。それは、先発投手が多すぎるということだ」とは、米誌スポーツイラストレイティッド。 米放送局CBSスポーツは「スネル、大谷、山本、グラスノー。これでエースが4人だ、そうだろう? しかも、ゴンソリンとメイも故障から復帰予定。メイはエース級のきらめきを見せたこともあり、キャリア通算の防御率が3・10だ。ゴンソリンにいたっては、2022年は16勝1敗、防御率2・14だった」と伝えた。 同局は「しかも、ドジャースの補強はこれで終わらないかもしれないのだ。佐々木朗希が市場に残っている」とし、チームからFAとなっている通算212勝左腕のカーショーについても「再契約による残留は『既定路線』のようだ」と紹介した。 そこに付け加えれば、昨季防御率3・76だったミラー、今季メジャー1年目で防御率3・65をマークしたナック、さらには新人で昨季11試合に先発した25歳のシーハンと、他球団ならばローテ入りが見込まれる若手トリオまで控えている。
中日スポーツ