特捜部、西村前経産相からも任意聴取 不記載への関与“否定”
日テレNEWS NNN
自民党の派閥の政治資金をめぐる事件で、東京地検特捜部が西村康稔前経済産業大臣から任意で事情聴取をしたことが、関係者への取材でわかりました。 安倍派のパーティー券をめぐっては、これまでに、松野博一前官房長官や高木毅前国対委員長ら派閥の幹部5人が、特捜部から任意の事情聴取を受けたことがわかっています。 その後の関係者への取材で、特捜部が新たに事務総長経験者の西村前経済産業大臣からも任意で事情聴取をしたことがわかりました。 これまでの任意の聴取に対し、松野氏ら安倍派の幹部5人は収支報告書の不記載への関与を否定しているということですが、西村前大臣も不記載への関与を否定する説明をしたということです。 安倍派では去年4月ごろ、派閥幹部らでキックバックをやめる方針を決めたものの、その後、撤回されていて、特捜部は西村前大臣からこうした経緯についても聞いたものとみられます。