伊藤博文狙撃を巡る物語 韓国で映画『ハルビン』大ヒットの兆し 現地紙報道
韓国の映画『ハルビン』が公開初日の24日に約38万人が観覧し、大きな成功を予感させるスタートを切った。 ■弾劾デモはまるでフェスティバル・・・アイドル応援ペンライト登場【写真】 25日、韓国の映画振興委員会の映画館入場券統合電算網によると、公開初日には約38万1000人が観覧し、日別ランキングで1位を記録。それまで1位だった『消防士』は2位となり、観客数は約8万1000人だった。 ここ数年間で12月に公開された映画のうち、観客総数が1000万人を超えた『アバター:ウェイ・オブ・ウオーター』(2022)の公開初日の成績は約35万9000人で、それを上回る数字となった。 『ハルビン』は、安重根(アン・ジュングン)が中国・ハルビン駅で伊藤博文を狙撃した史実をベースに、ハルビンへ向かう者たちと彼らを追う人たちの疑念や葛藤を描く物語だ。ヒョンビン、パク・ジョンミン、チョ・ウジンらが出演し、ウ・ミノ監督がメガホンを取った。(釜山日報) 『ハルビン』は、事前の期待感を反映する「前売り率」でも1位を記録。販売チケット総数に占める前売りチケット数の比率で、25日午前8時時点で前売り率は51・7%だった。 それに『消防士』(同9・5%)、『モアナと伝説の海2』(7・6%)、『ライオン・キング:ムファサ』(7・5%)などが続いた。(ナム・ユジョン記者)