ガザ、ウクライナ解決願う 国連で「平和の鐘」
【ニューヨーク共同】21日の国際平和デーを前に、米ニューヨークの国連本部で13日、日本から贈られた「平和の鐘」を鳴らし、ガザの戦闘やウクライナ侵攻などの解決を呼びかける式典があった。グテレス事務総長は「平和な世界の基盤は崩れつつある」と危機を訴えた。 国連では、地球規模の課題を議論する未来サミット(22~23日)、各国首脳らが演説する総会一般討論(24~30日)の準備が進む。グテレス氏は、各国首脳らが国連に結集し、紛争や気候変動などの問題解決につながるように期待した。 平和の鐘は太平洋戦争で多くの戦友を失い、後に愛媛県宇和島市長を務めた故中川千代治さんが1954年、国連本部に寄贈。