「脱落させることには興味がない」マンC、FFP違反でも降格処分は無い!?OBが見解「公平な競技である必要がある」
マンチェスター・シティのファイナンシャル・フェアプレー(FFP)違反に関する聴聞会が現地時間9月16日に開始され、年末までに判決が下される見通しとなっている。この結果次第で同クラブが降格処分を受ける可能性が浮上しているが、それは無いとディートマー・ハマン氏が語った。英メディア『フットボール365』が報じている。 【一覧】プレミアリーグ 2024/25夏の移籍情報 全20クラブ マンCは2009年から2018年にかけて115件のFFP違反を犯した疑いで、今年2月から独立委員会による調査を受けていた。そして、有罪が確定した場合の罰則についても検討されており、勝ち点30剥奪やプレミアリーグからの降格、あるいは追放、過去のタイトル剥奪、補強禁止、巨額の罰金などの案が浮上していた。 そんな中、現役時代にドイツ代表として活躍し、マンCでもプレーした経験があるハマン氏は「プレミアリーグはマンCをリーグから脱退させることには興味がない。これらの裁判については様子を見るしかない。公平な競技であることが必要だ。サッカーリーグは競争の場であり、リーグで優勝するには3、4チーム以上の参加が必要である。マンCが115件の容疑で有罪判決を受けた場合、何が起こるかは分からないが、すべてのクラブが勝利のチャンスを得られるよう、規則は守られる必要がある」と述べ、降格処分は無いとの見解を示している。
フットボールチャンネル編集部