韓国、選手団縮小もメダルは最多 「弓・銃・剣」が貢献
【パリ共同】韓国はパリ五輪での金メダル数が11日、13個と確定し、過去最多タイに届いた。多くの団体球技で出場権を逃して選手団の規模は1976年のモントリオール大会後で最小だったが、アーチェリー、射撃、フェンシングで計10個の金メダルを獲得した。 11日、韓国のオリンピック委員会を兼ねる大韓体育会の李起興会長はパリで総括の記者会見を行い「選手が闘魂を発揮した」とたたえる一方「球技の不振は(原因を)点検しなければいけない」と語った。 バドミントン女子シングルスで金メダルを取った安洗塋が試合後、韓国バドミントン協会の選手管理の問題を批判し、注目を集めた。李氏は「(安から)落ち着いて話を聞きたい」と述べた。 韓国は今回、2012年のロンドン大会以来初めて選手村に入る前からフランスで事前キャンプを実施。韓国メディアによると、32億ウォン(約3億4千万円)が投入され、100人以上の選手が利用した。