日本屈指のコロッケ消費県・富山の「高岡コロッケ」の名店を3店食べ比べてみた
自慢の「越中万葉牛」を使った「越中万葉牛ゴロゴロコロッケ」、「チキンチーズコロッケ」、「お肉屋さんのコロッケ」などがラインナップされています。今回は「越中万葉牛ゴロゴロコロッケ」と「お肉屋さんのコロッケ」をオーダーしました。
まずは「お肉屋さんのコロッケ」をパクリ。シンプル・イズ・ベストな味わいでじゃがいもの風味を押し出しています。甘味よりも濃厚なでんぷんが勝る感じで、ご飯のおかずにぴったり合うように思いました。これで80円はかなりのお値打ちだと思います。
一方の「越中万葉牛ゴロゴロコロッケ」は、その名の通り、高級牛肉がじゃがいもと一緒にゴロゴロ入っています。もはやメンチカツと名乗っても良いのではないかと思うレベル。この贅沢感で190円というのもまたお値打ち。いずれのコロッケにも『天狗乃肉 林本店』の“精肉店”としての矜持を強く感じました。
食べ応え十分の「越中万葉牛ゴロゴロコロッケ」
●SHOP INFO 天狗乃肉 林本店 住:富山県高岡市佐野997-1 TEL:0766-21-0525 営:10:00~17:00 休:火・日曜
アルペーゼ|珍しい「コロッケカフェ」の女子力高めコロッケ
そして最後に訪れたのが『アルペーゼ』というお店。全国的にも珍しい“コロッケカフェ”を掲げる店で、これまたコロッケの街・高岡ならではのお店です。 店内は可愛らしさ満点で、コロッケの他にスイーツや雑貨なども販売。店内でいただく場合は、ドリンク類と合わせて、コロッケかスイーツなどをいただく仕組み。ここでは「ふつうコロッケ」と「ハンバーグコロッケ」をオーダーしました。
「ふつうコロッケ」は女性でも軽く食べられる軽さが魅力。じゃがいもはあえてゴロゴロ感を残す、食感も楽しい一品でした。また、これとは真逆にパンチ強めでご飯のおかずにも持ってこいなのが「ハンバーグコロッケ」。肉の旨みを全面に感じるコロッケ。2品のコントラストが面白いですね。
このほかにも『アルペーゼ』には「チキンライスコロッケ」「高菜おにぎりコロッケ」などの創作系コロッケも数多くそろっています。女子力高めの店である一方で、コロッケの可能性を引き上げる名店だと思いました。