【情勢調査】仁義なき戦い「和歌山2区」でリードしているのは?(衆院選注目選挙区)
選挙ドットコムはJX通信社と共同で、10月15日公示・27日投開票の第50回衆議院議員総選挙の注目選挙区での情勢調査を実施しました。この記事では、「和歌山2区」の調査結果をお伝えします。 【調査方法】10月16日(水)から17日(木)までの2日間、選挙区内の有権者を対象に、無作為に発生させた電話番号に架電するRDD方式の電話調査とインターネット調査を実施しました。
和歌山2区は無所属・世耕氏がリード、自民・二階氏が追う
和歌山2区には届け出順に、以下の5人が立候補しています。 日本共産党 楠本文郎(くすもと・ふみろう)氏 立憲民主党 新古祐子(しんこ・ゆうこ)氏 自由民主党 二階伸康(にかい・のぶやす)氏 鼎立の党 高橋秀彰(たかはし・ひであき)氏 無所属 世耕弘成(せこう・ひろしげ)氏
情勢の調査結果は以下の通りです。 無所属で前参議院議員の世耕弘成氏がリード、自民党の二階伸康氏が追う展開 立憲民主党の新古祐子氏、共産党の楠本文郎氏、諸派の高橋秀彰氏が続く。 3割以上が態度を明らかにしておらず、情勢は流動的 支持政党ごと、世代ごとの動向は以下の通りでした ・世耕氏:自民支持層の4割超から支持を得ているほか、公明支持層からも3割を超える支持がある。加えて、無党派層でも3割弱の支持を得ている。 ・二階氏:公認を受けた自民支持層の約4割、公明支持層の3割弱の支持を集めているが、無党派層からの支持は1割程度に留まっている。 ・新古氏、楠本氏は支持層を固めつつあるが、広がりに課題がある。 ●そのほかの動向 ・世耕氏は、40代以上からの支持が厚い。 ・石破内閣を「強く支持する」層では二階氏がトップ。「どちらかといえば支持する」「どちらともいえない」「どちらかといえば支持しない」層では世耕氏、「全く支持しない」層では共産党の楠本氏がトップに立っている。
和歌山2区は県内9割を占める広大な選挙区!
和歌山県は今回衆院選から採用されている区割り改定で、小選挙区の数が3から2に減少しています。和歌山2区には、旧2区の一部(海南市、橋本市、有田市、海草郡、伊都郡)と旧3区の全域(御坊市、田辺市、新宮市、有田郡、日高郡、西牟婁郡、東牟婁郡)の全27市町村が含まれます。同県南北を縦断する形で、県の面積9割を占める広大な選挙区です。 今週末はいよいよ投開票日を迎えます!選挙ドットコムは最後まで、あなたの大切な一票を投じる先を決めるために必要な情報を発信してまいります!