北朝鮮からの思わぬ攻撃? 「ゴミ入り風船」の中身は、韓国側も対応にてんやわんや
さらに、国民向けの災害用メールにも、主な行動要領である「手を触れないで」といった内容が抜けており、マニュアルに基づく行動要領や事後対応の案内もなかった。 このため、化学テロなど万一の事態に備え、汚物爆弾など未確認の物体に備えた具体的な行動要領をマニュアルに記載し、状況発生時にこれを市民に適切に案内すべきだという声が高まっている。 韓国・光州大学防災安全学科のソン・チャンヨン教授は「風船に化学物質が含まれていたら、大きな被害が発生する可能性があった。災害管理に対する初期対応能力を強化する必要がある」と指摘する。
キョンミン大学消防安全管理学科のイ・ヨンジェ教授は、「単に状況発生の案内にとどまらず、行動要領や対処方法など、具体的な内容を国民に伝える方法を考えるべきだ」と提案する。
ソウル新聞