ユナイテッドとボーイングの株下落、着陸後の地上移動で誘導路逸れる
(ブルームバーグ): 8日のニューヨーク株式市場で米航空機大手ボーイングの株価が一時1.4%下落。メンフィス発のユナイテッド便がヒューストン空港に現地時間午前8時頃に着陸した直後、誘導路を離れて草地に入ったとの報道に反応した。
1月にアラスカ航空が運航していた新型機737MAXで、飛行中にパネルが吹き飛ぶ事故が発生して以来、ボーイング製航空機の安全性を巡る懸念が再燃している。
ボーイング機の一部を運航停止ー米当局がアラスカ航空の緊急着陸で
ボーイング株の下落率はダウ工業株30種銘柄で最大。ユナイテッド航空株も0.2%下げた。ユナイテッド便の使用機はボーイング737MAX8で、乗客160人、乗務員6人が登場。乗客は誘導路で降機し、バスでターミナルに移動しており、負傷者の報告はない。
原題:Boeing Shares Drop on Report of Trouble With a United Flight (1)(抜粋)
(c)2024 Bloomberg L.P.
Brandon Sapienza, Esha Dey