今秋のドラフト1位候補・関西大の金丸夢斗、9回の1イニングを無失点で勝利に貢献【関西学生野球】
◇１５日 関西学生野球秋季リーグ戦 関西大１―０立命館大（大津市・マイネットスタジアム皇子山） 今秋のドラフト１位候補で中日も注目している最速１５４キロ左腕、関西大の金丸夢斗投手（４年・神港橘）が１点リードの９回に登板し、１イニングを１安打、２奪三振の無失点に封じて、逃げ切りの勝利に貢献した。このカード１勝１敗のタイとした。 ３番打者から始まるイニング。金丸は田中陸三塁手を捕飛に打ち取り、プロ志望届を提出する予定の４番・竹内翔汰左翼手（４年・創志学園）には左中間へ二塁打されたが、続く星野大和左翼手と野寺快一塁手から連続三振を奪い、虎の子の１点を守りきった。 今季は８日の近畿大戦の１イニング無失点に続いて、これが２試合目の登板。今春５月の関西学院大戦（甲子園）で腰の違和感（骨挫傷）を覚えて途中降板しており、今秋リーグ戦から復帰したばかり。当面はクローザーの役割を任され、１０月の先発復帰を目指している。今秋ドラフト会議（１０月２４日）の指名対象となる「プロ野球志望届」をすでに提出済みだ。
中日スポーツ
