井上尚弥、スポーツ界のアカデミー賞「ESPYS」の「ベストボクサー」にノミネート 受賞すれば日本選手初の快挙
米スポーツ専門局ESPNの年間表彰「ESPYS」が28日までに、今年の各部門の候補者を発表し、4団体世界スーパーバンタム級統一王者の井上尚弥(31)=大橋=が「ベストボクサー」にノミネートされた。同賞を受賞すれば日本選手初の快挙となる。1993年に創設されたESPYSはスポーツ界のアカデミー賞と呼ばれる。 「ベストボクサー」のほかの候補選手は4団体世界女子ミニマム級統一王者のセニエサ・エストラダ(32)=米国、WBA、WBO世界ウエルター級統一王者のテレンス・クロフォード(36)=米国、4団体世界ヘビー級統一王者のオレクサンドル・ウシク(37)=ウクライナ。 各賞受賞者はESPYS公式サイトでのファン投票によって決まり、東部標準時7月11日午後5時(日本時間12日午前6時)まで投票を受け付けている。各賞受賞者は同日午後8時(同午前9時)から米カリフォルニア州ロサンゼルスのハリウッドにあるドルビー・シアターで開催される授賞式で発表される。 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手(29)は「男子ベストアスリート」と「ベストMLBプレーヤー」の2部門でノミネートされている。 プロ戦績は世界4階級制覇王者の井上が27戦27勝(24KO)、世界3階級制覇王者のエストラダが26戦26勝(9KO)、世界3階級制覇王者のクロフォードが40戦40勝(31KO)、世界2階級制覇王者のウシクが22戦22勝(14KO)。