青森-室蘭航路、4月から毎日運航 津軽海峡フェリー、利便性向上図る
津軽海峡フェリー(本社・北海道函館市)は12日、青森市と北海道室蘭市を結ぶ定期航路について、来年4月1日から毎日運航に増便することを明らかにした。これまで日曜の室蘭発、月曜の青森発は休んでいたが、毎日運航とすることで利用客の利便性向上を図る。 同社は2023年10月の定期航路開設当初から、商品出荷の少ない日・月曜は採算性などを考慮し、運休していた。しかし、同社スタッフが訪問した貨物業者から「通年で安定した輸送を行うためには、運休日があると使いにくい」との意見が出た。さらに、一般の利用客からも毎日運航を求める声が寄せられたため、毎日運航に踏み切ることにしたという。