指揮官が空席に

PSVで好成績をあげたファン・ニステルローイ photo/Getty Images

チャンピオンシップ首位でプレミアリーグ昇格を決めたレスター・シティ。しかし指揮官エンツォ・マレスカはチェルシーに引き抜かれてしまい、新たな監督をリクルートしているところだ。 英『Daily Mail』によれば、まず現実的な候補となっているのはウェストブロムウィッチ・アルビオンのカルロス・コルベランだ。2020年にリーズ・ユナイテッドでマルセロ・ビエルサのアシスタントを務めていたコルベランはハダーズフィールド・タウンやウェストブロムでプレイオフまでチームを導き、好成績を挙げた。昨年2月にクラブと4年契約を結んでおり、引き抜きには400万ポンドの補償金が必要となるようだ。 そのほか元ノッティンガム・フォレストのスティーブ・クーパー氏、ルートン・タウンのロブ・エドワーズなどの名前も挙がるなか、元PSVのルート・ファン・ニステルローイ氏の可能性もあるようだ。同紙によればブレンダン・ロジャーズを解任したあと、2023年の春にグレアム・ポッター氏とともに新指揮官候補となっていたのがファン・ニステルローイ氏であったという。 昨季はPSVを国内カップ優勝とリーグ2位に導いたファン・ニステルローイ氏だったが、クラブのサポート不足を理由に昨季終盤に電撃退団していた。そこから新たな監督職には就いていない。 マレスカが仕込んだポジショナルプレイのベースを持っているレスターの現チーム。彼らをまとめるのは誰になるだろうか。