ミートソースにはカレー粉…女子大生が考案“減塩レシピ”1食あたり2.5グラム以下「普段の食事で簡単に」福岡県
テレビ西日本
福岡県が進めている減塩プロジェクトの一環として、福岡女子大学の学生たちが減塩レシピを考案し、商品化されることが決まりました。
手際よく調理をする福岡女子大学の学生たち。 管理栄養士を目指す学生たちが作っているのは、商品化を進めている減塩レシピです。 福岡県が進める減塩プロジェクトの一環で、学生たちはミールキットの宅配サービス「ヨシケイ福岡」と協力し減塩レシピを考案し、13日には販売に向けた試作が行われました。
マカロニで作るラザニア。 ミートソースには、塩の代わりにカレー粉を使うことで、食塩量は抑えながらもスパイスがしっかりきいた味付けにしています。
豚肉とチンゲン菜のオイスター炒めは、ショウガを使って香りをつけることで、減塩していてもおいしく感じられるように仕上げています。 福岡県は1人当たりの食塩摂取量が男性が全国4位、女性が全国8位と上位を占めていますが、学生たちが考えたレシピは1食あたりの平均食塩相当量が2.5グラム以下に抑えられているということです。 ◆福岡女子大学の学生 「高血圧の方や食塩のせいで病気を患っている方にも食事をおいしく楽しんでほしいなという思いで作りました」 ◆福岡女子大学の学生 「普段の食事で減塩を意識して、簡単に意識できるようなメニューを考えたいなと思って考えました」
◆福岡県 健康増進課 三浦貴史さん 「実際に調理していただいて、減塩の方法、減塩した際の味を自ら確かめていただけますので、通常の商品よりも減塩に取り組む効果が高いと期待しています」 学生たちが考えたレシピはミールキットとして商品化され、来年1月に県内の「ヨシケイ福岡」で販売される予定です。
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