「サバ」vs「サケ」魚を手軽に食べるなら、“コスパ”がいいのはどっち? 栄養面もあわせて比較
文部科学省 日本食品標準成分表(八訂)増補2023年より筆者作成 サバとサケではそれぞれの成分が異なるものの、両方とも健康に良い成分が含まれています。 筋肉や臓器などをつくる材料として欠かせない重要な成分の一つであるたんぱく質が豊富に含まれているほか、細胞を正常に保つために塩分調整や神経伝達といった役割を担うカリウム、骨の強度を上げる効果があるビタミンDといった重要な成分を、魚を食べることで吸収できるのです。魚を取り入れたバランスのいい食事を目指しましょう。
「サバ」と「サケ」のそれぞれのおすすめの食べ方
続いて「サバ」と「サケ」のおすすめの食べ方です。まずサバから見ていきましょう。定番の食べ方としては、「サバの塩焼き」「サバのみそ煮」でしょう。脂ののりがよく、ふっくらとした身のサバは、さまざまな調理方法で楽しめます。焼いても、煮ても美味しく味わえるため、工夫次第でレパートリーが増やせます。 「サケ」についてもサバと同様、どんな料理にも相性が抜群です。サケは骨が少なく、臭みもあまり感じないため、小さなお子さんから高齢の方まで幅広い世代から好まれています。 鮭といえば「焼き鮭」を朝食などの定番として思い浮かべる人もいるでしょう。ほかにも、「サケのムニエル」や「ホイル焼き」「サーモンフライ」「炊き込みご飯」など、サケもさまざまな調理方法で楽しむことができます。
サバとサケではサバのほうがコスパはいい! さまざまなアレンジで食事に取り入れてみよう
今回はサバとサケのコスパと栄養面について解説しました。サバとサケを2024年4月時点の東京卸売市場価格で比較すると、1㎏で約920円、サバのほうが安くなっています。ただし、時期や漁獲量によって変わる可能性があることも押さえておきましょう。 一方、栄養素はそれぞれで異なるものの、体にいい成分がそれぞれ含まれています。どちらも基本的にはどんな調理方法でも美味しくいただけるため、健康のためにも取り入れていくとよいでしょう。 出典 東京都中央卸売市場 市場別品目一覧表(市場別・部類別・品目別取扱高) 文部科学省 日本食品標準成分表(八訂)増補2023年 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部