低迷するレアル・ソシエダ、イマノルは何があってもチームを率い続ける「このクラブにとって彼以上の監督は存在しない」 | ラ・リーガ
レアル・ソシエダのロベルト・オラべFD(フットボールディレクター)は、トップチーム指揮官としてイマノル・アルグアシル監督以上の適任が存在しないことを強調している。スペイン『マルカ』がコメントを伝えた。 今季ラ・リーガ第7節までを1勝2分け4敗で終え、欧州カップ出場を狙うどころか、残留争いに巻き込まれる気配さえあるソシエダ。イマノル監督の立場も揺るぎそうな状況だが、オラべFDは絶対的な信頼を口にする。 24日に記者たちの質問に応じたオラべFDは、イマノル監督と今季限りまで結ぶ契約を延長する方針が、変わっていないことを強調した。 「会長が君たちに話をした通りだ。私たちは(契約延長を行う)タイミングを探しているところだ。どんなことがあろうとも、私たちにとってイマノルほどに最適な人物は存在しない。このクラブに植え付けられたモデルを前に進めていく上でね」 「イマノルの様子はどうか? 良い感じだよ。彼からは落ち着きが伝わってくる。私たちが持つ成長の伸び代を埋めることだけに集中しているよ」 イマノル監督率いるチームは現在、かつてのような良質なポゼッションフットボールを見せられくなっている。心配はしていなのだろうか。 「今、必要なのは落ち着きと意思の強さとなる。今季序盤は、確かに結果が出ておらず、プレーも不安定だ。完璧な90分間を手にできていない。私たちは可能な限り早く、かつての皆に認められたチームに戻る必要がある。そのためには監督や選手たちを信頼する必要があるんだ。私たちは長い間、信頼できる競争的なチームだったはずだよ」 オラべFDは、DFセルヒオ・ゴメスやMFルカ・スチッチら新加入選手の適応のために時間を求めている。 「ミケル・メリーノ退団の影響が大きい? しかし私たちには五輪王者となったS・ゴメスやクロアチアのスチッチ、さらにはここでプレーを続けると決断してくれたスビメンディがいる。オラサガスティやパブロ・マリンもね」 「新加入選手たちはチームのダイナミズムに組み込まれなくてはいけない。この世界では時間を求めることができないが、私たちが必要としているのは、まさにそれなんだよ」
【関連記事】
- ●グティ、現在のレアル・マドリードは「銀河系軍団より優れている。当時のチームはアンタッチャブルな選手が多すぎた」| ラ・リーガ
- ●カルバハル、レアルへの忠誠誓う「1年毎の契約延長でかまわない。貢献できる限りはここにいる」「バロンドール?受賞できると信じている」| ラ・リーガ
- ●年内で引退するセビージャMFヘスス・ナバス、理由は腰の問題「試合後は2~3日歩けない」 | ラ・リーガ
- ●438試合で450得点を記録…C・ロナウドが古巣への思いを語る「僕はレアル・マドリードを愛しているんだ」| ラ・リーガ
- ●ラキティッチがバルセロナ時代を回想「チームが勝てなくなったのはもう飽きていたから。選手たちはサッカー以外のことを考えていた」 | ラ・リーガ