侍ジャパン 戸郷が5回7安打4失点でKO 自身2年ぶりの1イニング2被弾 台湾のファンはスタンドで狂喜乱舞
「ラグザス presents WBSCプレミア12・決勝、日本代表-台湾代表」(24日、東京ドーム) 【写真】まるで優勝のような騒ぎ台湾ベンチ まさかの戸郷とは対照的 日本の先発・戸郷翔征投手が5回7安打4失点で降板した。五回に2被弾で4点を先制され、大一番で台湾に痛打された。 援護のないまま迎えた五回に均衡を破られた。先頭の8番・林家正に直球を捉えられて右中間に先制の一発を被弾した。さらに1死一、二塁から3番・陳傑憲に痛恨の3ランを浴びた。打球を見届けた右腕は苦々しい表情を浮かべた。 一方で台湾ファンは狂喜乱舞。スタンドでは台湾の国旗が至るところで揺らめいた。 戸郷の1イニング2被弾は2023年5月31日・ロッテ戦(ZOZOマリン)以来となった。今大会は1次リーグのドミニカ共和国戦で先発し、4回5安打2失点だった。 日本は今大会8連勝中で主要国際大会27連勝中。2019年の第2回プレミア12、21年開催の東京五輪、23年の第5回WBCに続く世界大会4連覇が懸かっているが、厳しい戦いを強いられている。