ネウボラセンターの候補場所の一つに挙がっているリム

　広島県福山市が、子育て世帯の支援拠点となる「ネウボラセンター」の設置へ近く調査に入ることが26日、分かった。妊娠から出産、子育てまで切れ目なく支える「福山ネウボラ」を強化し、ヤングケアラーなど若者の問題にも対応する方針。関連経費500万円を盛り込んだ2024年度一般会計補正予算案を9月に開会予定の市議会定例会に提出する。 【画像】ネウボラセンター「駅周辺がベスト」と話す福山市長 　枝広直幹市長はセンターの設置を公約に掲げ、11日に投開票された市長選で3選を果たした。当選後の記者会見で、利用者の利便性を踏まえ「福山駅周辺に構えられればベスト」と言及。候補場所の一つに、元大型複合商業施設「エフピコRiM（リム）」（西町）の2、3階部分や地下を挙げていた。