【箱根駅伝】花の2区〝日本人最速〟の創価大・吉田響 走りを支える?女性ラッパー&YouTuber
第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝、2日=5区間107・5キロ)、花の2区で日本人の歴代最速記録を更新した創価大の吉田響(4年)が自身の〝モチベーター〟を明かした。 【写真】創価大・吉田響が敬愛する女性ラッパー&YouTuber 東海大時代の1年時と、創価大編入後の3年時は箱根路でいずれも5区を走った。今季は出雲駅伝で2区区間賞、全日本大学駅伝の2区で区間2位と絶好調で、初めて箱根の2区で出走。東洋大の相沢晃(現・旭化成)が2020年に記録した日本人最速の1時間5分57秒を上回る、歴代2位の1時間5分43秒をマークした。 レース後に吉田は「ずっと楽しかった。出雲と全日本は早く走りたいワクワク感が強かったけど、今日は本当に集中しきって走ること以外、何も考えてなかったので、ベストな状態だった」と満面の笑み。初の2区については「(沿道の声援が)ちょっと怖かったけど、自分の高校(東海大静岡翔洋)の同期がずっと(沿道に)いてくれて、みんなの応援のおかげで気持ちを切らさずに走ることができた」と充実した表情で振り返った。 そんな〝大エース〟は、自身の好きな人物を「芸能人だとアーティストのちゃんみなさんと、ユーチューバーのヒカルがめちゃくちゃ好きで、リスペクトしています」と説明。女性ラッパーのちゃんみなは、2日時点でインスタグラムのフォロワー数100万人を誇る。 ヒカルもユーチューブのチャンネル登録者数が491万人の人気者で、吉田はその魅力について「自分の芯をぶらさず、動画を撮っているところがカッコいい。1個のことを周りからいろんな意見があっても、曲げずにやり切るのはすごく難しいことなので、そういうところがカッコよくて好き。(走る上で)モチベーションになる時もある」と明かした。 ヒカルばりの〝ぶれないメンタル〟で、各校のエースが集う花の2区でインパクトを残した。
東スポWEB