【NFL】アキレス腱断裂からの復帰は「とてもいい感じ」とジェッツQBロジャース、プレッシャーを歓迎
NFLで20年目のシーズンを迎えるニューヨーク・ジェッツのクオーターバック(QB)アーロン・ロジャースが、復帰して調子を上げている。40歳のロジャースは現地21日(火)に、昨年に負ったアキレス腱断裂からの復帰状況について語った。2024年のNFLシーズン開幕まで4カ月を切った現時点で、ロジャースは自身の状態に満足しているようだ。
ロジャースは次のように話した。
「すごくいい感じだよ。今は心理的な部分が課題だ。ここ数日間の練習はよかった。フィールドに出て、動き回り、考え込むことなく、次の日にどう反応するかを確認する。これが最後の段階だ」
「力は十分出せるし、動きもいい。あとはすべてをこなす自信だけだ」
ジェッツのヘッドコーチ(HC)ロバート・サラーが以前にロジャースには活動制限を設けないと述べたことを受けて、ロジャース自身も自分の健康状態について久しぶりに前向きで明るい様子で次のようにコメントしている。
「何でもできるような気がする。トップスピードで走れる。問題はそういう瞬間に体が自然と反応するかどうかだ」
初期の結果はロジャースの言葉と一致しているようだ。ジェッツの守備コーディネーター(DC)ジェフ・ウルブリッチは、ロジャースがOTA(チーム合同練習)でのパフォーマンスにおいて“若さの泉”を見つけたと語り、負傷する前の1年前と比べても全く変わっていないように感じると指摘した。
ロジャースはジェッツオフェンスが“昨年より進んでいる”と感じ、ジェッツが今オフシーズンにオフェンシブライン(OL)を増強し、全体的にオフェンスの武器を増やしたことが気に入っていると明かした。フローラム・パークで再び興奮が高まっている理由がよく分かる。
しかし、ロジャースは同時に、楽観的な考えを捨て、現実を見据えた。ロジャースはもし自分とジェッツが今シーズンに、周囲の期待に沿うような成績を残せなければ、その後に何が起こるかは明らかだと承知しており、次のように語っている。