名古屋のレジェンドサウナに女性エリア誕生! 注目のリトリート「ウィスキング」を体験
注目のサウナリトリート「ウィスキング」を体験
女性フロアの奥にはもうひとつ、ログハウスのような作りのサウナ「Whisking House」があります。 「ウィスキング」とは、バルト三国発祥の文化で、ウィスキングマイスターと呼ばれる専門の施術者の方が、シラカバなどの枝葉を束ねたウィスク(=ヴィヒタ)を使って心身をととのえていくリラクゼーショントリートメント。 ここは、全国的にも珍しい「ウィスキング」プログラム専用サウナなんです! 中に入ると、そこはまさに北欧の小さな山小屋。鳥のさえずり(※録音)も聞こえてくるし、気を抜くと木靴をはいた妖精なんかが出てきかねない非日常空間です。
まずは、ウィスキングマイスターのカウンセリングからスタート! 植物についての専門知識を持っていて、棚に並ぶたくさんのハーブの中から、その人の気分や体調に合わせてブレンドしてくれます。 常に健康状態に自信がない私。 寝つきが悪く、起きた瞬間から絶望的に疲れていて、肩こり、腰痛、眼精疲労、自律神経がガタガタで天気頭痛もひどいし、危篤レベルの超低血圧だし(連載vol.6 冒頭参照)、異常なガニ股で、物忘れはひどいし、部屋は片づけられないし…と、サウナなんかじゃ到底治せないようなものも含め、思いつく限りの不調をお伝えしたところ、嫌な顔ひとつせずニコニコと聞いてくれて、もうそれだけですごくいい人(笑)。 おそらく色々聞き流してくださった結果、この日の私には、女性のバランスを整える優しい植物“リンデン”、血行促進の“ネトル”、デトックス効果の“よもぎ”の3種類のハーブを選んでくれました。 そして、いよいよサウナ室へ。 香木を焚いたあとは、サウナ室内の蒸気をウィスクに絡めて、それで体を叩いたり、なでたり、押し当てたり。 一見、何の儀式?という感じですが、ウィスクに使われている植物は、体の自然治癒力アップを期待できる成分が含まれていて、血行促進や心身のリラックス、肌を整える効果も期待できるとか。この日は、オーク、シラカバ、ユーカリを使用。そして本場では、浄化の儀式的な意味合いもあるのだそう。 あ、それと、ご希望あるかはわかりませんが、柏餅になった気分も体験できます。