北野武監督 会見で「ジャニー北野川です」 新作映画やジャニーズ問題を語る
北野武監督 会見で「ジャニー北野川です」 新作映画やジャニーズ問題を語る
お笑い芸人で俳優のビートたけしこと、映画監督の北野武監督が15日午後、外国特派員協会(東京都千代田区)で記者会見を行い、今年秋に公開される戦国時代を舞台にした最新作『首』などについて語った。また、会見の中でジャニー喜多川氏の性加害問題などについても言及した。 【動画】北野武監督が会見 新作映画やジャニーズ問題を語る(2023年11月15日)
北野監督は会見冒頭で「はじめまして、ジャニー北野川です」とあいさつし、会場からは笑い声も聞かれた。 このコメントをきっかけに報道陣からは「ジャニーさんのスキャンダルが報道されたとき、驚きはあったか?」という質問があった。
それに対し、北野監督は「ジャニーズのタレントと仕事は何十年もやってるんで、そういうことは噂も聞くし、いろんな人から『よくあったことだ』と聞くけれども、自分たちにとってはそういう世界にいったらそれは当然あるだろうなとしかその当時考えてなくて。最近になってそういう問題がすごい世界中大きな問題になっているというのも時代の流れかなあと思う」と答えた。
また「芸能の仕事というのは商品として人間を扱って、それを見世物としてお金を稼ぐという商売が芸能界だと、昔ながらの習慣が残っているんで、自分たちもお笑いの世界に入ってもらえない時代があったので、日本の芸能界はひどいもんだと思っていました」と続けた。